よくわかりませんが、推測するとするならば、中共の共産主義洗脳過程で、唯物弁証法を強要された集会の悲惨で非生産的な状況を詩に綴ったものではないかと思います。最後は「石」にならなければ耐えられない世界なのでしょう。
「身体」
亡命した水と
流離(さすら)いの集会
徹底したぶつかり合い
見知らぬ抱き合い
氷のように寄り添い
果てしなく踏み躙(にじ)られることに
静かに転がることに
静かに丸くなることに
そして
結果なく忘れられることに
しまいに
沙は石と化した
1998年3月 カシュガル
原詩:タヒル・ハムット・イズギル
日本語編訳:むかいだいす、河合眞
(詩集「聖なる儀式」より)
作曲:historyninjin (2021/11/10)
録音 2022/1/10