タヒル・ハムット・イズギル氏の長大な詩「片思い」の最後の部分を短い歌にしました。
そのうち録音しようと思います。どんな風に作曲しているのか、ほんの少しだけ足跡をご紹介しますね。(^_^)
といっても下書きの楽譜をお見せすることぐらいしかできませんが。(^^ゞ
これです。
メロディーが先に出てきました。何について作曲しようとは初め考えていませんでした。哀切なメロディーだなということは感じていました。微細な音使いを何度かやり直したり訂正したりしました。
そうこうしているうちに、このメロディーに合う詩は何だろうとごそごそ本をめくったりして考えているうちに、タヒル氏の「片思い」に行き当たりました。
あまりにも長い詩で、まだ全文をまともに通して読んでいません。(+_+)
でも、詩の謂わんとすることの意味と方向性は理解しているつもりです。さーっと目を通して行き着いたところは、最後の部分でした。言葉の流れを少しだけ入れ換えて、メロディーに当てはめました。
すると不思議なことにぴたりと納まってしまいました。私の心にはまだこれで充分だという感覚がありません。ので、直ぐに録音はしませんでした。
暫く寝かせて、私なりに納得できたら楽譜を清書して録音しようと思います。
楽譜の下書きだけですが載せておきますね。
(^_^) 2022/1/18朝 historyninjin
特に楽譜の左側ページの右上端に書き加えた1小節と楽譜の2段目の右側コードのDm7(ディーマイナーセブン)とE7(イーセブン)の間に書き加えた1小節の計2箇所ですが、このメロディーラインはタヒル氏の片思いの詩の言葉に出会って、その言葉を当てはめて見たときに行ったメロディー修正で、詩の言葉のもつ音韻に影響されて生まれてきた変更部分と言えます。
もう少し寝かせて自分の心のなかで様子を見てみようと思います。 2022/1/18夜
タヒル・ハムット・イズギル氏の詩「片思い」の第3連に出てくるタヒル氏の自伝的内容「私が一歳半の時」のメロディーを下記で聞けるようにリンクを貼りました。
いわば「片思い」というダスマン(長編叙事詩)の最初の章(オープニング)が「私が一歳半の時」で、最終章(エンディング)が上記の楽譜になると言えるかなと思っています。題名を考えないといけませんね。(^_^)
https://ninjinmusic.hatenablog.com/entry/2022/01/01/191558
追伸)2022/1/22
この詩の題名を「私はすでに死んだもの」にしようと思います。先ほど投稿した3曲目の説明のところを書きながら決めました。(^_^)
https://ninjinmusic.hatenablog.com/entry/2022/01/22/024937
※2022/1/26 記
録音ができました。下記にアップしましたのでお聞きください。