Ninjin Music Blog

特にウイグル詩へのオリジナル楽曲の紹介や解説などを投稿していきます

切なく哀しい時間の中で

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切なく哀しい時間の中で

ウイグル詩(ムカイダイスさん)

 

 مۇقەددەس

如月の葉に
あなたを知らずとも
私を愛する苦しみ
国なきよそ者の私に
おそらく幸せに生きる
あなたの冬の冷たさ
永遠に来ぬ春
想いの中で蝉が鳴く夏
私たちのように長い秋
なすすべもなく 
切なく 時間と哀しみが
ぶら下がる

فېۋرال ياپراقلىرىدا
‏سەن بىلمەيدىغان
‏سېنى ھەم بىلمەيدىغان
‏لېكىن
‏مېنى سۆيىدىغان
‏ماڭا قەدىردان ئازاپ
‏بەلكىم بەختلىك سەندىكى
‏ۋەتەنسىز ماڭا بولغان
‏ قەھرىتان قىش
‏مەگگۈ كەلمەس باھار
‏سېغىنىشتا تومۇزغا يىغلار ياز
‏ ئىككىمىزدەك ئۇزۇن
‏ بىر كۈز
‏ئىلاجىسىز
‏ۋاقىت ۋە پىراق

 

ムカイダイスさんの詩に私の意訳を加えたもう一つの詩を置いておきます。

 

国を持たないよそ者の私にとって
幸せに生きるあなたは冬の冷たさ
私が愛する苦しみの中にいることを
あなたは知らない

二月の寒い風に佇む木の葉に
永遠に春は来ない
ただ想念(おもい)の中の夏に蝉が鳴き
秋は長い影を落とす

そこに切なく哀しい時間の群れが
なすすべもなくぶら下がり連なっている

国を持たないよそ者の私にとって
幸せに生きるあなたは冬の冷たさ
私が愛する苦しみの中にいることを
あなたは知らない

 

〈歌詞〉

私が愛する苦しみの中にあることを

国を持たないよそ者の私

国を持たない私にとって

幸せに生きるあなたは冬の  冬の冷たさ

あなたは  知らない

二月の寒い風に佇む

木の葉に永遠に春は来ない

ただ想念(おもい)の中の夏に蝉が鳴き

秋は長い影を落とす

そこに切なく哀しい時間の群れが

なすすべもなくぶら下がり

連なっている

 

 

切なく哀しい時間の中に(作曲、2026/3/29)

youtu.be

 

〈歌詞〉(補足)

私が愛する苦しみの中にあることを

(あなたは知らない)

国を持たないよそ者の私

国を持たない私にとって

幸せに生きるあなたは冬の  冬の冷たさ

(そのことを) あなたは  知らない

二月の寒い風に佇む

木の葉に永遠に春は来ない

ただ想念(おもい)の中の夏に蝉が鳴き

秋は長い影を落とす

そこに切なく哀しい時間の群れが

なすすべもなくぶら下がり

連なっている

 

 

初めて詩を目にしたのが2025年の2月。作曲したのが2026年3月。思い出したり忘れていたり、時々原詩を目でなぞり、日本語の意訳を置いてみたり、それを書き直したり・・・。

1年以上した時、ふとしたきっかけで作曲の糸口が見つかり、意訳した詩に書き加えたり、倒置法的に詩を編み直したりして作りました。

録音は2026年4月5日、午前3時ごろ。

 

根底で「悲しみの永遠の石」に通ずるのではないかなと思いました。

https://ninjinmusic.hatenablog.com/entry/2021/08/14/120253

 

言外の言

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言外の言

歴史と時代は、死と生を巻き込みうねりながらどこかへ向かっているようで、とてつもなくその変化のテンポを上げながら疾走しているかのように思われます。

 

ウイグル詩へのメロディー「死の薔薇」


死の薔薇(ウイグル詩)

 

 

「死の薔薇」最初の投稿

ninjinmusic.hatenablog.com

 


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今朝下記のYouTube動画に耳を傾けました。私は最初からそして今も「AI」を敬遠して眺めるだけでしたが、この方(哲理学作家さとうみつろうさん)は、自分の哲学を持ってAIに取り組むことをしてこられた方のようで、話を聞いて内面的にいろいろと共感を覚える世界を感じました。聞き終わろうとするころふと先日ある知り合いの方から私宛に頂いたこんなメールが心に浮かんできました・・・

 

【色々と活躍されているのですね🎵
  周りの人達を、楽しくホッコリさせる特技、
  大変貴重‼️  いいですね🎵 】

 

・・・ふと、周りの人達を楽しくホッコリさせる特技というものがもしあるとするなら、そんな特技をAIと共有できたらおもしろいだろうな・・・という思いがふっと心に浮かびました。

 

ふっと心に浮かんだことは、一瞬のそよ風のような感覚でした。そう、言外の言のような何か。言葉になる前のふわりとした何か・・・

もしかしたら、神様が何かを語りかけたいのかな?

どうかな?

さて?

 

 

「この戦争、あなたが思ってる以上に・・・」

www.youtube.com

エフサーネ(伝説) ウイグルに関する記事の紹介

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エフサーネ(伝説) ウイグルに関する記事の紹介


エフサーネ(伝説)

作詩:ムカイダイス 2020/11/15投稿
作曲:historyninjin 2020/11/15
録音:2020/11/16

ブログ最初の記事

https://ninjinmusic.hatenablog.com/entry/2021/07/11/185247

 

   ◆エフサーネ◆

(2020/11/15 ムカイダイス詩)

私の本棚にある緑の本に
君の名の由来が書かれている
それが心に響かぬように
愛の歌になって歌われてしまわぬように
静寂と沈黙の中に深く埋められている

魂の平原に雪が降る冬の日に
黒いシャツを着た笑顔の君を眺めていると
傷ついた血だらけの大地に訪れる
春に咲くありとあらゆる花が
私の目に映る

風と陽光の中でなびく美しい一輪まで
あと一歩のところで 立ち止まる
私は己におじけつく
そして暗闇に染まる夜に向かって
孤独の方に去ってしまう

私はこのエフサーネに酔っている
今日もそして明日も

*エフサーネはウイグル語で「伝説」という意味です。

 

ウイグルについて下記の記事をご覧ください。

ムカイダイスさんのコメント(2025/10/14)

【日本人記者らしい繊細な視点と丁寧な分析が光る、とても良い記事でした。
読んでいて視野が広がり、これまで見えにくかった全体像がすっと見えてくるようでした。
どちらかに偏ることもなく、現地の空気が自然に伝わってくる。そんな誠実で新鮮な筆致に、知的な心地よさを感じました。】

news.jp

ニュースURL(2025/10/12)

https://news.jp/i/1342645975579345388?c=39546741839462401&fbclid=IwdGRjcANdAkFjbGNrA10CAWV4dG4DYWVtAjExAAEeYhlQiy4zro4C6pkmfL8lX8fazIOtMpJkGR_pcqX_-XCHCS1RgTWEQVkJzPI_aem_o-bVFAg2uvEz740oR21-tw#to9dea1tllm6dobx9yfwktwe6fnrqrn18

 


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[https://news.jp/i/1342645975579345388?c=39546741839462401#to9dea1tllm6dobx9yfwktwe6fnrqrn18:

 

 

 

 

 

悲しみの永遠の石

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悲しみの永遠の石

「悲しみの永遠の石」(作曲者が歌っている歌詞)

私の中にある愛を築く字母
あなただけを説く
あなただけを説く
あなただけを説く
眠れない夜はあなたへの想いを徹夜する
当てもなく廻ったすべての道はあなたの住所
意味不明のすべての文章があなただけを
あなただけを解く
誰かを愛するなら
何故かそこであなたの光を探してしまう
太陽宛てにいくつもの恋文を書いた
昼間に読んで欲しい
星々から灯りを集めて作り吊るした
夜でもあなたが歩けるように
夢で月はあなたに伝えて欲しい
あなたの名前に野宿する私の傷を

朝露が君の葉に語りかける
天と地の間に巡る私の想いを
君の窓にぶつかる雨の雫が
行間に流るる私の泪かもしれません
詩以外の場所では語れない虚しさ
そして
あなたの名の厳かさに殺される字母
溜め息をする全ての夜と
黄昏の幽霊に化けた
全ての昼があなた
全ての夜もあなた
全ての時が
あなた    と始まる一行一行の犠牲になる
と始まる一行一行の犠牲になる

あなたの名に祈祷する私は永遠の石
あなたの名に祈りを捧ぐ私は永遠の石
悲しみだけが刻まれた永遠の石である
あなたの名に祈祷する私は永遠の石
あなたの名に祈りを捧ぐ私は永遠の石
悲しみだけ刻まれた永遠の石
悲しみだけ刻まれた私は
永遠の石

原詩:エルカン・カディル
日本語訳:ムカイダイス
編詩・作曲:historyninjin(2021/8/12)
録音:2021/8/14

 

https://ninjinmusic.hatenablog.com/entry/2021/08/14/120253

◆ https://historyninjin.hatenablog.com/entry/2025/05/29/041505

特別掲載3「一本の道」


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特別掲載「一本の道」


一本の道

 

友人が送ってくれた詩に作曲しました。2025/5/23

 

原詩

 

一本みち


この爽やかな
香る朝日の下
果てなくつづく
このまっすぐな
一本道を

どんな困難が
待ち構えていても
涙をぬごう
上を向いて
光見つめて

空を覆う
七色の虹が
あなたを
祝福する
あらたな門出

あああああああ
ららららららら

これから始まる

新しい道
あなたとの出会
希望を携え
燃える想い
勇んで行こう

らららららら

勇んで行こう

 


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私が作曲するにあたって編詩した歌詞です。(*^^*)

 

    「一本の道」

 

爽やかな香る朝日の中を

果てしなく続く一本の道

輝いて昇る朝日の中に

どこまでも続く一本の道

 

この先いかなる困難が待っていても

私は歩き続けるこの道

涙をぬぐい捨てて  虹の彼方を見つめて

出会いの光の中  燃える思いたずさえ

 

七色の虹  命の光

門出を祝い  輝いて

行く手を照らす愛の道しるべ

勇気をもって愛の道を  さあ行こう

 

爽やかな香る朝日の中を

果てしなく続く一本の道

輝いて昇る朝日の中に

どこまでも続く一本の道

 

編詩・作曲 historyninjin 2025/5/23
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特別掲載2「握りしめた拳(こぶし)」

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2025/4/30特別掲載

友人が送ってくれた詩に作曲しました。

 

「握りしめた拳(こぶし)」

 


Vimeo

 

原詩は下記

 

踏みしめられる雑草のように、
沈む夕日に身を潜め、
あかつきを耐えた瞬間に、
瞳に映る温かな朝日、

握る拳、
まだ薄暗い牢獄、
のぼる希望の光に向けて、

誰も振り向かない暗闇に、
あなた一人と信じながら、
小鳥達のさえずり、
瞳に映る温かな朝日、

握る拳、
まだ薄暗い牢獄、
のぼる希望の光に向けて、

夜の暗やみの中、
あなたの一粒の青い雫、
水面に輪となり広がり、
あかつきを耐えた瞬間に、
瞳に映る温かな朝日、

握る拳、
まだ薄暗い牢獄、
のぼる希望の光に向けて、

夜の暗やみの中、
あなたの一粒の青い雫、
水面に輪となり広がり、
あかつきを耐えた瞬間に、
瞳に映る温かな朝日、

 

 

 

作曲者による編詩(歌詞)

 

踏みにじられた雑草のように
沈む夕日に身を潜め
あかつきを耐えた瞬間の瞳に

映る温かな朝日

握る拳、薄暗い牢獄
のぼる一筋の望みの光

 

誰も振り向かない暗闇に
あなただけを信じて
小鳥のさえずる沈黙の瞳に

映る温かな朝日

握る拳、薄暗い牢獄
のぼる一筋の望みの光

 

握る拳、薄暗い牢獄
のぼる一筋の望みの光

夜の暗やみに
一雫の涙、青い青い涙
水面に落ちて丸く輪となり遥か彼方へ
あかつきを耐えた瞬間の瞳に
映る温かな朝日

 

握る拳、薄暗い牢獄、
のぼる一筋の望みの光

 

夜の暗やみに
一雫の涙、青い青い涙
水面に落ちて丸く輪となり遥か彼方へ
あかつきを耐えた瞬間の瞳に
映る温かな朝日

 

特別掲載1「神のひとしずくの青い涙」


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2025/4/26 特別掲載

ゴスペルの雰囲気はあまりでていませんが、友人から送っていただいた詩に少し手を加えて作曲しました。

    「神のひとしずくの青い涙」

 

 


神のひとしずくの青い涙

 

いただいた原詩は下記です。

 

    A single blue tear of God

 

gospel

(verse1)
荒れ果てた小道を、
ひたすらに歩む、
気がつけば、
背負う、くちた十字架、

(verse2)
後もどりする季節、
春なのに小雪舞降る、
冷たい冬の風が吹き抜ける、
気がつけば、
背負う、こおる十字架、

(verse3)
あらがえない春の嵐に、
はやざきのさくら花びらが、
むなしく舞い踊る、
気がつけば、
背負う、かわいた十字架、

(bridge)
A single blue droplet God tear
みなもに輪となり、
映し出される揺れる十字架、
のぼる朝日とともに、
溶かしてくれる、
(Chorus)
A single blue droplet God tear
のぼる朝日とともに、
溶かしてくれる、
希望への涙、