◆「夜」The Night ◆
詩：むかいだいすさん 2021/2/4
曲：historyninjin 2021/2/5
おお夜よ
星々の灯ではじまった
聖なる夜よ
闇の蝋燭の炎で私を眠りに誘うな
悲しみと希望の境に生きる人々の
お前のような長くて暗い物語りを
終わりにするために
私は目覚めるべき
私は目覚めるべき
私の魂と心は痛みに満ち
声を上げて泣いて
声を上げて泣いて
声を上げて泣いているのだ
おお夜よ
過ぎ去りし時の足音のように
私の耳元で
私に囁くな
死せる者の秘密と
古(いにしえ)の歴史を
私は生きている
私は今を生きている
全ての悲しみから解き放たれたい
私は生きている
私は今を生きている
全てを燃やし尽くす
焚き火の中で燃え尽きたい
おお夜よ
星々の灯ではじまった
聖なる夜よ
私の魂と心は痛みに満ち
声を上げて泣いて
声を上げて泣いて
声を上げて泣いているのだ
私は生きている
私は今を生きている
全ての悲しみから解き放たれたい
むかいだいすさんの投稿
↓
قېرىنداشلىرىمغا ！
ئەي ، كېچە
يۇلتۇزلار ياققان چىراقتا باشلانغان مۇقەددەس كېچە ،
زۇلمەتلىرىڭ ياققان ئازاپ شاملىرىنىڭ ھارارىتىدە مېنى ئەللەيلىمە .
ھەسرەت ۋە ئۈمىتنىڭ پاسىلىدا ياشايدىغان خەلقىمنىڭ ،
ساڭا ئۇخشاش ئۇزۇن ۋە قاراڭغۇ ھىكايىسىنى تۈگىتىش ئۆچۈن ،
مەن ئويغانماقچى .
ئەي كېچە ！
ئۆتكۈنچى ۋاقىتلارنىڭ قەدەملىرىدەك شىپىرلاپ قۇلاق تۈۋىمدە ،
ئۆلۈكلەرنىڭ شانلىق سىرى ۋە پارلىغان تارىخ ھەققىدە پىچىرلىما.
مېنىڭ روھىم نادامەتتە ، يۈرىگىم ئۇقۇبەتتە ئۈن سېلىپ يىغلىماقتا ،
مەن بىخۇتلۇقنىڭ پۈتۈن ھىكايىلىرىدىن تەل تۆكۈس ئازات بولماقچى ،
قىساس ئۇتىدا ۋولقان بولۇپ يانماقچى !
夜
ムカイダイス
2021/2/4
おお 夜よ
星々の灯ではじまった 聖なる夜よ
闇の蝋燭の炎で私を眠りに誘うな
悲しみと希望の境に生きる人々の
お前のような
長くて暗い物語りを
終わりにするために
私は目覚めるべき
私の魂と心は痛みに満ち
声を上げて泣いているのだ
おお 夜よ
過ぎ去りし時の足音のように
私の耳元で
死者の秘密と古の輝く歴史を囁くな
私は今に生きている
私は全ての悲しみから解放されたい
焚き火になって燃えたい
ムカイダイス
مۇقەددەس نۇر
2021/2/4
◆どんなふうに「夜」が生まれてきたか◆
ちょっと書いておきます。
投稿された詩を見た瞬間(まだ読む前)
・・・星・聖なる夜・闇・蝋燭の炎・悲しみ・希望・魂・痛み・足音・死者の秘密・輝く歴史・焚き火・・・などの言葉がほとんど同時に目に飛び込んできて、何かを叫ぶというか何かを訴えるような心的なインパクトを感じました。
そのインパクトがそのままメロディーになって心の中で聞こえ出したのが、最初の数小節の部分です。
ノートに書き留めて、それから詩を改めて順番に読んで意味が少しずつわかってきた・・・という感じでした。
・・・作曲したときのはじめの様子を文章にするとそのようになります。
最初のメロディーの「動機」の部分が全体の動向を決める傾向があります。はじめの動機がある意味、その作品の成否を決めると言えます。
あとは、最初の動機になるメロディーを元にそれを発展させたり、経過句を添えたり、副旋律を産み出したりなどしながら、詩の持つ意味(ロゴス)との整合性を判断しながら展開させて行きます・・・そんなこんなの心的活動が心の中で順不同に同時進行していきます。そして気がついたら作品ができていたということの連続です。
うまく、書けませんが・・・。
いつも傍らにギターがあります。実際に声に出して歌えるか音程を調整したり、メロディーラインを確認したり、コードを探ったりするために無くてはならない相棒のような存在です。
