タヒル・ハムット・イズギル氏の詩「痛み」の01から02までの部分への作品です。(^_^) 今日はここまで作曲して録音しました。急がずまた続きを思いつき作曲ができたらアップします。(^^ゞ
第一連の冒頭~中間部分01-02
夜に服を着たまま寝てしまった者
小道に危険な灰を撒き散らしていく者
素足で砂に詩を書く者
赤から黄を分けた者
顔を洗わずに朝餉(あさげ)を摂る者
死は君たちの傍らをすり(通り)抜けていった
見たのか
かつて 私は句読点のない場所で生きていた
紙にある黄ばんだシミを唾で拭いたまま
その古い紙 そして死ぬ間際の黒いインクの愛おしい香りの
何という柔らかさ
されど 哀れに思っていた句読点のない文の バブル
ミルザそして他の人に
2009年1月 ウルムチ
原詩:タヒル・ハムット・イズギル
日本語編訳:むかいだいす、河合眞
(詩集「聖なる儀式」より)
作曲:historyninjin 2022/1/29
詩の全文